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河北新報  20130116日水曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130116t12011.htm


風力で気仙沼復興 地元企業4基建設へ

宮城県内で初の地元企業による風力発電所建設の動きが気仙沼市で本格化している。建設業者などが設立した事業会社「気仙沼市民の森風力発電所」が、市西部の市有地「市民の森」の土地を借りて風車4基を建設する。事業は昨年11月、東北電力の送配電網への連系候補に正式内定した。同社は「風力発電を気仙沼の復興につなげたい」と2016年度の稼働を目指す。
 計画によると、予定地は市民の森内の熊山。風車1基の出力は2300キロワットで、年間発電量は一般家庭4000世帯の使用量に当たる2200万キロワット時を見込む。発電した電力は全て東北電に売る。
 地元で建設会社を経営する関口温さん(56)が事業会社社長を務める。昨年2月に連系候補の前提
となる東北電の抽選に当選したのを受け、同年4月に設立した。正式内定は技術的な検討を経て決まった。
 東北電によると、宮城県内で同社の送配電網と連系済みの風力発電施設はなく、2件が内定しているだけ。1件は福岡市の企業が登米市内で計画する事業で、地元企業の参入は初めてとなる。
 予定地では05年ごろ、仙台市の企業が風力発電を計画しながら断念している。環境問題に関心を持つ関口さんは06年ごろ、同業者などと検討を始めた。
 秋田、福島両県の風力発電所視察などを経て07年に参入を決めたが、東北電の抽選は応募が多く、07年度から3回落選。4度目で当選した。
 現在は予定地の環境影響調査(アセスメント)の準備を進めている。30億円以上を見込む建設資金は大半を金融機関からの融資で調達する計画。風況をあらめたて計測し、金融機関に採算性を提示する必要もあるなど課題も少なくない。
 ただ昨年夏に導入された再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、採算性は高まっている。市も復興計画に再生エネルギーの導入促進を掲げており、市有地貸与に前向きだ。
 関口さんは「市民に風車が動いている様子を見て復興を実感してもらいたい」と地域の将来を思い描いている。

 [メモ] 東北電力によると、2012年10月末時点で同社の送配電網と連系済み、または連系内定の風力発電事業は計150件で、出力は計137万7000キロワット。出力ベースでは青森、秋田両県での事業が全体の約75%を占める。東北電は出力が不安定な風力の受け入れに上限を設け、11年度まで抽選で連系先を決めた。12年夏からは再生可能エネルギー特別措置法に基づく国の認定を受けた設備を対象に、連系を随時受け付けている。



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