http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130329-OYT1T01368.htm
風力発電を手がける「日本風力開発」(東京都、東証マザーズ上場)が、実態のない取引で約22億円の売り上げを過大計上したとして、証券取引等監視委員会は29日、金融商品取引法違反(有価証券報告書等の虚偽記載)の疑いで、同社に約4億円の課徴金を科し、訂正報告書の提出命令も出すよう金融庁に勧告した。 監視委によると、同社は2009年3月期の連結決算で16億3500万円の赤字だったのに、売り上げの過大計上で6億3000万円の黒字と記載した訂正有価証券報告書を関東財務局に提出するなどしたという。 同社は、過大とされた売り上げについて、設備販売のあっせん手数料だと説明したが、監視委は、あっせんの実態はなく、自社の資金を循環させて利益にみせかけていたと判断した。 同社は「監視委の認定は事実に反しており、今後の審判などで誤りがないことを説明する」とのコメントを出した。 スポンサーサイト
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