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毎日新聞 20130930

http://mainichi.jp/select/news/20130930mog00m040025000c.html


可倒式風力発電:台風を寝てやり過ごす 沖縄の離島

日本最南端の有人島、沖縄県・波照間(はてるま)島(竹富町)と、北東に約780キロ離れた同じ沖縄県の南大東(みなみだいとう)島(南大東村)では、全国でもこの2島しかない「可倒式風力発電」が活躍している。台風の接近で風が強まれば倒し、過ぎ去れば立て直して発電する。強風による損壊を防ぐのが目的だ。

 沖縄電力が2009年11、12月に、実験的に波照間島に2基を設置。南大東島には11年2月、事業用として2基を設置した。いずれもフランス・ベルニエ社製で、ともに定格出力245キロワット。人口500人あまりの波照間島では島の電力の約2割を、人口約1300人の南大東島では約1割の電力を賄っている。

 離島県で原発がない沖縄の主力発電は火力。だが、燃料の輸送コストが悩みの種になることもあり、沖縄電力は風力発電も導入してきた。沖縄電力グループでは沖縄本島や宮古島(宮古島市)、日本最西端の与那国(よなぐに)島(与那国町)などに計19基があり、別会社の風力発電も含めると送電電力量は年間3200万キロワット時で、県内の発電量の0・4%。

 弱点は台風。かつて6基あった宮古島では03年9月の台風14号で全基倒壊し、5基がスクラップとなった。与那国島では07年10月の台風15号で風車の羽根2枚が折れ、復旧に8カ月も要した。高所の部分が損壊すれば、修理に大型クレーン船が必要になる場合もあり、コストがかさむ。

 可倒式は導入コストは通常タイプより割高だが、台風時は「伏して待つ」ため、被害はほとんど出ない。波照間島では10年9月の台風11号で飛来物により一部破損する被害が出たが、倒していたため修理にクレーン船もいらず、安価で済んだという。

 南大東島にはこうした波照間島での実績を評価して設置。今年度中には沖縄本島・那覇市の西北約60キロ沖の粟国(あぐに)島(粟国村)にも1基置く予定だ。「伏して待つ」発電設備は、施設更新の“風”にも乗って増えそうだ。【梅山崇、写真も】






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